まだ５月だというのに梅雨に入り、過ごしずらい日々ですがいかがお過ごしでしょうか？

ふと、浮かんだので書いてみます。今日は即効性と持続性について。

私達現代人は風邪や怪我をしたら病院へ行きます。例えば、風邪。風邪の症状があれば内科へ行き、通常抗生物質やら鎮痛剤やら色んな化学物質を頂きます。また、あまりにも衰弱している場合は点滴や注射の化学物質を直接血管に注入し通常必要とされる栄養を直に入れる。これは、日本人ならば当たり前の医療行為であり、ノーマルだと思っています。

抗生物質や鎮痛剤は瞬時に高熱を下げ、病原体をやっつけます。熱なんかは飲んで一時間もすればグングン下がり、痛みもついでに取れすぐ楽に！抗生物質は病原体をやっつけ、症状がでた２日後位には随分楽に！素早い即効性です。

風邪や怪我以外にも精神疾患。

眠れないなら睡眠導入剤。気分が上がらないなら気分を上げる化学物質。気分が上がり過ぎたら気分を下げる化学物質。憂鬱ならば気を晴らす化学物質。多種多様な精神に作用する化学物質達。

これも、即効性があります。素早く、気分爽快、安眠へと導く予定みたいです。

私達はこういった素早く効く！に心奪われます。１ヶ月で10キロダウン！というダイエット文句にマジか？！と心奪われた女性、瞬時にあなたに似合うお相手をマッチング！の文字に心奪われた男性は少なくないはずです。

私もその中の一人です。ゴキブリ即効退治！とかすぐ買うタイプです。

ゴキブリはさておき、この即効性は果たして人体に対してどうなのか？が今日のブログのテーマです。

風邪や怪我は一時の毒だしや傷でそんなに時間はかからず治る場合が多いと思っています。発熱が１ヶ月以上続くなんて、まず風邪ではなく違う病です。

しかし、精神疾患はいつ治るかなんて自分にも主治医にも解りずらいと思いませんか？いつから眠れる様になって、いつから気分爽快にはなるかなんて誰にも解らない気がします。

私は気分が落ち込む時、いつ気分が上がるかなんて自分自身でも解りません。だから、精神科医に解るはずないと思っています。

だから、すぐに上げてやる。すぐに眠らせてやる。これは正しいのか？

例えばです。

私の子供が気分が落ち込むのが１ヶ月以上続いたとします。憂鬱とした毎日。眠れない日々。母親として、私ならばこうさせる。こうアドバイスする。を書き出しますね！

１、食生活の改善

とにかく、腸を綺麗にさせる様に努めます。甘いものを極力控えさせ、伝統的な和食にシフトします。食べたモノで身体は作られる。基本姿勢です。

２、運動させる

何でも良いので毎日、かかさず身体を最低一時間は動かさせます。人間は動物です。冬眠が必要な動物ではありません。身体の隅々まで筋肉を使わせ、疲労させ、強化させます。当たり前ですが、疲れないと寝ないです。

３、掃除させる

これは２に付随しますが、掃除は身体も動かします。また、綺麗になる、綺麗にする行為は気分を爽快にさせてくれ、心を整える良い行動だと思っています。窓を開け、空気を入れ換える。正に、お家の呼吸です。

４、太陽光を浴びさせ、自然に触れさせる

これも当たり前ですが、人間は動物です。ブルーライトや情報よりも必要なモノだと思っています。山や川、海や空や花。月と太陽。そして動物達。私達の回りには多種多様な私達に癒しを与えてくれるモノに囲まれている。また、私達人間はその中の一部でしかないことを理解させます。

５、あなたを愛していると伝える

ここでは母としてですが、相手が変わっても同じ人間という同志として１人じゃないよ。私が助けるよとストレートに伝えます。

先ずはこれら５つを実践してみるでしょう。

それには眠れるまで、気分が晴れやかになるまで数日かかるかもしれない。数ヶ月かかるかもしれません。しかし、私は時間がかかっても悪い部分を治さないといくら即効で治しても繰り返す危険性があると思うのでじっくりとゆっくりと派です。

また、ストレートな言い方ですがあんな白い小さな錠剤で気分が変わったり、眠れる様になったりするのがおかしな現実だと思っていますし、それは完治ではなく、気休めです。気休めは夜中のラーメンか、ショートケーキ位にしましょう。

また、これもストレートな言い方ですが、製薬会社さんの良い顧客になる必要はないのです。精神疾患薬はリフレインに陥るケースが多い。１ヶ月が１年、１年が気付けば５年と。。。幾ら払っても完治には至らず、先の見えない不安感に苛まれ、焦る気持ちは増すばかり。

病になるには必ず理由があります。風邪ならば病原体の進入。怪我ならば怪我をしてしまうアクション。精神疾患にも必ず理由があります。些細な事が自分の深層部に深い傷を作りそこが化膿して病む場合もあるでしょう。繰り返し行っていたアクションが実はストレスとなり病む場合もあるでしょう。頑張って、頑張って、自己を押し殺して憔悴する場合もあるでしょう。

理由なんて十人十色。それを即効性のある化学物質で深層部分まで治すなんで無理がある話だと思います。

便利で簡単なものには落とし穴がある。ファストフードや冷凍食品のように。しかし、コツコツと積み重ねたモノは崩すにも崩しようがない。悪い癖や思考もこれに当たりますよね。

よく言われるのがヨガって痩せますか？

答えはイエス！持続し、頑張れば。と、答えます。通常の温度のヨガであれば週５、一時間パワーヨガを２年間やれば確実に痩せます。

ついた贅肉がそんなに簡単に落ちるはずがない。企業の作り出したヨガ=ダイエット=痩せるにはまらないで下さい。また、はまるならば毎日継続してみて欲しい。それが楽なものではない事を実感出来るはずです。

楽に痩せる。

楽に治せる。

そんな都合がよい話はお金が絡む。と、私は子供達に教えています。即効性か持続性か。こういう話を書くと必ず反感が生まれるのですが、何が正しくて何が間違いとかを言っているのではなく、洗脳されず自分で調べ、納得のいく選択をすべきだと思ってます。

よーく考え、人間らしく生きたいと思ってます。

バビロンシステムの渦に巻き込まれないように。個々がより良い選択をし、尊重し合える世の中が最も理想的ですね🖤